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『考えるゲーム=選択肢が複数あるゲーム』説

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よく「考えるゲーム」と聞くだけで苦手意識を持つ方がいらっしゃったりするのですが、よく良く考えたらゲームって基本考える事だらけじゃない?と思いまして、実際考えるゲームとは一体何なのか考えてみました。

 

先に結論を言いますが、タイトルの通り

「考えるゲーム=選択肢が複数あるゲーム」

だと考えました。

選択肢があるという事はどう行動するか判断しなければいけないという事です。
この判断こそが考えるゲームか考えないゲームかの1番大きな基準だと自分は思います。

ここでいう選択肢とは、プレイヤーに与えられた行動の内容だったり、カードなどの使うコンポーネントの種類数の事です。 

増えれば増えるほど迷いが生じやすく、決断にも時間がかかります。この決断するまでの時間こそが考えるか考えないかの基準になるのでは思っています。

アナログゲームにはプレイ時間という想定の時間が書かれているのですが、正直短い時間でも選べる選択肢の量がちゃんとあるなと感じるものがあるので、そこまで参考になるかというと難しいところではあります。
ただ、1時間越えのものは大体は考えるものだと思っていいと思います。(いわゆる重ゲー)

考えるゲームと考えないゲームの例を出してみる

考えないゲームの代表としてすごろく、考えるゲームの代表として将棋を挙げさせていただきますが、すごろくはダイスの運によって行動を完全に決められているので、基本的に願う事が主になっていきます。俗に言う運ゲーです。

逆に将棋は、複数種のコマから1つ自分で選びその駒を動かしていくので運が絡まず、様々な選択肢から自分で選んでいます。ちなみに将棋や囲碁のような運が絡まないゲームのことをアブストラクト(抽象的)ゲームと呼ばれたりします。

選択肢が増えるということはコンポーネントの種類も必然的に増えます。種類が増えればやれることが増えるので、数が増えるごとに最適解までの手順数なども増加していきます。当然っちゃ当然の事なのですが、何より決断しなければならないので苦手意識を持ちやすいのかもしれません。また、選択肢が多いとゲームの進行も長引きやすく展開もゆっくりになりやすいので、1度に繰り返し遊ぶようなゲームには向いていません。

ただ運の比率が高すぎると選択肢がなにも無いと自分が何も介入できずに勝手に進んでしまうため、他人に自分の運命を委ねているのとあまり変わりないと自分は感じてしまいます。

そういう事もあり、自分がゲームを考える際は初心者と熟練者の差をなるべく少なくするためだったり、進め方がワンパターンにならないように運要素を入れることはあるのですが、そのプレイヤーの意思が反映されるように必ずいくつかの選択肢は入れるようにしています。

その分癖でルールが増えてしまうことが多々ありますが…

最後に  

考えるか考えないか、どちらを遊びたがるかはその人の中にあるゲームの位置がどこにあるかで変わっていくと思っています。勝ちという地位を求めているのか、戦略という思考を求めているのか、はたまた楽しい感情を求めているのか、人それぞれ答えは違います。

とあるきっかけで以上の事に気づいていなかった自分に気づき、正直落ち込んだ事も実ありました。

ただ、何を元に考えるか考えないかの区別をすればいいのかハッキリとした自分の答えがなかったのですが、不意に思ったこの『考えるゲーム=選択肢が複数あるゲーム』がしっくりきたのでブログにしてみました。

これを見た方の何かしらの参考になれば幸いです。

 

Ashley

 

 

 

私の情報はここにまとめられていますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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