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パクリという問題を考える。

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ものを作る人間に必ずと言っていいほど考えなければいけない『パクリ』問題。

もう何年も前の話になってしまいますが、東京オリンピックのロゴの盗作問題がありましたね。

あの時私はちょうどデザインの専門に通っていた時期でした。

当然ながら話題になりましたし、自分の中でも気にしすぎなくらい今まで以上にパクリについては気にするようになりました。

ただ、ずっと著作権のライン引きが難しいなと感じていまして、大体のアイデアや形式などは出尽くしているといってもおかしくないところまで来ていると思っていたので、どうそこから自分のオリジナルを作っていけるのか、正直今でも考えています。

 

題材をもとに考える

東京オリンピックの旧ロゴの問題を題材に考えてみましょう。

あのロゴは海外の劇場のロゴと酷似していることが指摘されて、そこから問題が広がっていきました。

アートディレクターの話では部下に複数作らせそれを見て判断したという風に自分は覚えています。

実際アートディレクターという仕事は映画でいう監督と大体同じ立場で、デザイナーよりも数あるアイデアやデザインから最良のものを選ぶことに重点を置いている役職になります。

やっている業務については、アートディレクターと名乗っている以上問題ないのですが、当然ながらあまりにも似たようなデザインが上がってくる事があり得るため、意図とせずともパクリとなってしまう危険性は大いにあるわけです。

もともと極端にシンプルな図形の組み合わせであったので、実際に故意に行った事なのか自分は正直判断しかねているところがあります。

ただ、東京オリンピックのデザインとは別のデザインもシンプルなもので、それもパクリではないかと言っている方を見た記憶があるので、「もしや本当に…」という感じです。

 

オマージュとパロディーはどうなるのか…

実際オマージュもパロディーもグレーではありますが、パクリと違うのはリスペクトがあるかどうかだと思います。実際パクリの場合はパクリ元を言いませんが、オマージュやパロディーは必ず原作元がわかるように作品を作っています。

ただ、グレーである事は変わりないのでそこらへんはちゃんと考えて行かなければいけません。

 

パクリにならないためにはインプットとアウトプット

今後もの作りをする際にパクリにならないようにするためには、ちゃんと今までインプットしてきたものを自分の考えでアウトプットする事だと考えています。

別の言葉いうと、見たものを真似るだけではなく、真似たり見たりしたものを経験として取り入れて、自分の考えでその経験を引き出す事でパクリを防ぐ事ができるのだと思います。

経験は人の

これは『個性』というものにも繋がってくるのですが、それは別の記事で書こうと思います。

 

最後に

パクリ問題はクリエイターに限らずさまざまな人に関わってくる問題ですし、想像以上に大きな問題です。

自分はこれから先も気をつけていけるように、していきたいと思います。

 

Ashley

 

私の情報はここにまとめられていますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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